私達は困難な状況にあるアジアからの女性たちの支援の一環として日本語クラスを開講した。その後21年間国際化が進むとともに、福岡に来日する外国人は毎年増加し国籍も多様化し、ここ15年毎年、20カ国を超える国々からの外国人が来講している。託児つきの日本語クラスは福岡では稀少で乳幼児連れの女性の支援になっている。設立から2018年まで受講生の出身国は63か国になる。
活動内容・趣旨
日本で生活していくための日本語習得支援、習慣・文化、様々な情報を提供し、外国人の日本社会での共生を目指す。毎週のクラスは受講生のレベルやニーズにより、1〜5、6人のクラスに分け、主に会話中心に進めている。授業のほかに、毎年花見、料理教室、発表会・お楽しみ会、修了文集発刊を行う。
沿革
1997.5
「アジアの女性のエンパワーメントのために―日本語クラス」事業開始。全国でも珍しい 託児付きのクラスとして開講。参加者は、受講生7名、子供8名、日本語スタッフ8名、サポーター20名でスタート。
1997.10
アジア女性センター設立
1999.4
「外国人女性のエンパワーメントのために―日本語クラス」に事業名を変更。
2003
受講生出身国が多様化し、20カ国を超える。
以降毎年、年間受講生出身国は20を超える。
2008.4
「アミカス日本語クラス」として「アジア女性センター」より独立。
2019.4
「日本語クラス高宮」に名称変更。
今までの主催事業、参加事業
1999
「第1回外国人女性による日本語スピーチコンテスト」主催
2000
「世界の家庭料理教室」主催
2001
「第2回外国人女性による日本語スピーチコンテスト」主催
2002
国際交流ワークショップ「きっと何かがみつかる」主催
2004
国際交流ワークショップ「友達になろういろいろな国の人たちと」主催
受賞
スピーチコンテストに2004年より毎年出場、うち受賞歴
2004
鈴木マルタエレーナ(コロンビア)第3位受賞 主催「話そうネット」
2006
中井インガ(ウクライナ)第3位受賞 〃
2009
堀内遠瑛(中国)最優秀賞受賞 主催「日本語スピーチコンテスト実行委員会」
2010
木藤アンビカ(タイ)第2位受賞 〃
2011
譚洪雪 (中国)第1位受賞 〃